vivito ALL 2017-06-17 120年続くブランドサポート企業としてのビジョンと理念を伝えるため「動画」を活用 ナクシス株式会社 坂本 若菜さんにお話を伺いました。 ■アパレルビジネスを革新的にサポートする企業 「ナクシス」の動画活用法とは? 「副資材って何?」 ナクシス株式会社(以下ナクシス)は、アパレルブランド企業に向けて洋服には欠かすことが出来ない商材である「アパレル副資材」と呼ばれるアイテム群(織ネーム・ブランドタグ・ワッペンなど)を、120年に渡り提供し続けている伝統のある企業です。また、こうした「アパレル副資材」以外にも、ICチップを搭載したRFIDタグをはじめ、検品や発注システムを含む、アパレルメーカーには不可欠なサービスやソリューションを提供しています。 しかし、「アパレル副資材メーカー」が一般的には馴染みの薄い事業であることも事実で、各商談や展示会での企業PRの際に、自社の事業内容をわかりやすく伝える難しさを感じていました。 そこでその第一歩として、ナクシスとお取引を頂いている企業様や、自社の従業員とその家族など、ナクシスに関わりがある方々向けに、あらためてナクシスの事業内容をわかりやすく伝える必要があると考えました。 「必要不可欠な存在である自負」 全ての洋服に「副資材」が使われておりますし、検品や発注などの工程やシステムはアパレル企業には欠かせない商材とサービスです。 ナクシスはこのように、あまり馴染みはないものの、アパレル産業にとって必要不可欠なモノを提供している「ブランドサポート」企業だと自負しています。120年の歴史を持てたのは、単なるサポートという立場ではなく、時代の変化や消費者のニーズを反映するため、チャレンジ精神のもとに、顧客であるアパレルブランドが求める商品とサービス開発に、常に挑んでいるからだと思っています。 「視聴ターゲットが異なる2つの動画を制作」 今年3月、2つの「動画」を掲載しました。 ナクシスには、アジアを中心に8箇所の海外拠点があります。この拠点は日本のアパレル業界の縫製拠点のトレンドに沿って展開しており、今後もアパレル業界の縫製拠点のトレンドをいち早くキャッチしていきたいと考えております。 海外の話で言うと、私たちは日系企業だけでなく海外企業にも積極的にアプローチしていきたいと考えております。そこで、現地の企業様へ向けて、ナクシスの企業ビジョンと沿革を中心にした訴求ができるような動画を作成することになりました。 もうひとつは、先にお話した通り、会社事業を分かり易く説明する動画をつくることにしたのです。 ① ビジョンと会社沿革 ② 事業紹介編 「動画を作成して、社内コミュニケーションが生まれた」 動画を作成し掲載しましたところ、ある大きな効果がありました。事業紹介動画には、多くの社員に出演してもらったため、「あのシーンでこの人出てたよね!」といった、社内でのコミュニケーションのきっかけを生む事ができたのです。 実は社内報を2013年頃まで広報活動として出していましたが、現在は行なっていないため、社内の広報手段として動画の活用を考えていました。事業紹介動画を作成し、従業員がその動画を見て改めて会社の良さを感じてもらい、モチベーションを高く維持できたら良いと考えていたので、これは動画の制作によって実現できた、実感と手応えがあった成果でした。 「動画を通じて、ナクシスの社風を更に飛躍させていく」 海外拠点の企業活動では、現地従業員とその地域と共に発展していくこと、現地で必要とされる企業になることを目指していうのですが、そのような企業理念の根幹になっているのは、「社員の自主性」を大事にしていることだと思っています。たとえば、『物事を決めるときは多数決ではなく、絶対やりたいという人の意見に任せる。』という考えを上司が持っているので、自分のやりたいことがある人にとっては、非常に働きやすい環境なのです。 今回の動画制作も、自分の熱い想いが反映できたと思っております。動画制作を通じて、社内のコミュニケーションが更に活発になり、取引先企業様からの信頼度アップや新規取引の獲得など、多方面での効果や成果をこれからも大いに期待しています。 ALL clap-icon - Share on Facebook Share on twitter