vivito ALL 2018-02-07 2月6日(火)にテアトル新宿にて開催されました、TANIZAKI TRIBUTE「神と人との間」トークショーに、映画「Noise」監督の松本優作が登壇いたしました! 現在テアトル新宿にて上映されている、TANIZAKI TRIBUTEは、谷崎純一郎の短編作品の中から、年齢もキャリアも異なる3人の映画監督が、自分たちの描きたい作品を選び3つの作品を制作したもの。 映画上映後にトークショーが実施されたのですが、今回上映された作品が内田英治監督作品「神と人との間」。谷崎潤一郎氏の実体験「細君譲渡事件」が描かれた小説を原案とし、時代を現代に置き換えて撮影された作品です。 (実は広報は初めてテアトル新宿に足を踏み入れました…!) 私も映画を拝見させて頂いたのですが、主人公の穂積(渋川清彦)・友達の添田(戸次重幸)・二人に愛される女である朝子(内田慈)の、男女の友情と愛情と嫉妬と内に秘める思いと外面…。3人の周囲の人物たちの思い、最後のシーンの意味あい…。「人」というものを考えさせられました。そして設定が現代でスマホとか使っているのに、服装や髪型・家がレトロっぽいところも不思議な世界観です。 左から内田英治監督、岩切一空監督、松本優作監督 今回のトークショーは、「神と人との間」監督の内田英治監督と、「花に嵐」でPFFアワード2016準グランプリを獲得した岩切一空監督、そして松本監督の3名で行われました。平日の遅い時間にもかかわらず、50名ほどのお客様がトークショーまでいらっしゃっていました。 岩切監督・松本監督共々20代の若手監督ということもあり、「どんな作品を撮ってみたいか」といった映画監督としての今後の展望であったり、今回の作品のような原作がある映画制作への興味関心の有無など、内田監督からの質問に2人が答えるスタイルで終始和やかにトークが進みました。 実は松本監督と内田監督との出会いは、昨年イギリスで行われましたレインダンス映画祭とのこと。海外における映画祭での出会いが、帰国後このような場に繋がることは嬉しい限りですね! 映画「神と人との間」は、2月9日までテアトル新宿にて公開。その後全国順次公開とのことです! 気になった方は是非映画館まで!! >>>トップページ ALL clap-icon - Share on Facebook Share on twitter